研究センター(通称:道徳科学研究センター)では、毎年の1月と2月にモラロジーの学問的研究と倫理道徳研究の推進を目的に講演や研究発表会を開催しています。
今年は「徳について考える」をテーマに、「講演」「個人研究発表」「ミニシンポジウム」の三つの柱で研究発表会を行います。
お問い合わせ:
TEL:04-7173-3252
FAX:04-7173-3263
Email:rc@moralogy.jp
【柏会場】 期日:平成31年1月26日(土)~27日(日)
場 所:廣池千九郎記念講堂
千葉県柏市光ヶ丘2-1-1
地下鉄千代田線南柏駅下車 東口よりタクシーで5分、もしくは東武バス(1番乗り場)乗車、「麗澤大学前」もしくは「広池学園」下車(バスと徒歩で約7分)
参加費:3,000 円(食事・宿泊・懇親会代別)
宿 泊(選択自由):4,500円(朝食付)
懇親会(参加自由):5,000円
27日昼食費(自由):1,000円
平成31年1月26日(土)
◎個人研究発表
宮下 和大(副センター長・主任研究員)
「『徳』字について」
犬飼 孝夫(センター長・教授)
「徳をどう説くか――陰徳と積徳をめぐって」
梅田 徹(教授)
「廣池千九郎が提起した『最高道徳』の内容と構造について」
◎講演
立木 教夫(客員教授、麗澤大学名誉教授)
演題:「道徳はいつ始まり、どのように進化したのか――自然史の観点から」
平成31年1月27日(日)
◎個人研究発表
宗像 俊輔(研究助手)
「労働者の『品性』の争点化と『労働倫理』の誕生――十九世紀アメリカにおける鉄道業の実践を手掛かりに」
古川 範和(研究助手)
「徳を考察する方法論としての価値科学」
横田 理宇(研究員)
「テキスト分析に基づく品性資本定量化の再検討」
小山 高正(客員教授)
「家系を継ぐ意義とその機能について」
◎ミニシンポジウム
「徳をめぐる個人と社会」
大野 正英(室長・教授)
「共同体と徳」
竹内 啓二(教授)
「社会構成主義と道徳」
木下 城康(研究員)
「”Meaning, Relationships,Engagement” 時代における『徳』の扱い方――対人援助コンピテンシーと『徳』」
※ コーディネーター 宮下 和大
(副センター長)
【大阪会場】 期日:平成31年2月17日(日)
場 所:シティプラザ大阪
大阪市中央区本町橋 2-31
地下鉄「堺筋本町駅」徒歩6分
参加費:4,000 円(昼食代含む)
平成31年2月17日(日)
◎個人研究発表
久禮 旦雄(客員研究員、京都産業大学准教授)
「柳田國男と平泉澄 ――「自分の言葉で語る」学問を目指して――」
アブドゥラシィティ アブドゥラティフ(研究員)
「イスラーム倫理の枠組みに関する考察 ―― ムウタズィラ派を中心に――」
宗 中正(副センター長・教授)
「徳を徳たらしめるもの ―― 3 つの視点から最高道徳を考える」
◎ミニシンポジウム
「モラルサイエンスの視点を踏まえた公益としてのモラロジー教育活動の展開」
川久保 剛(室長・主任研究員、麗澤大学准教授)
「『目的価値としての道徳』を基軸とする学習体系への転換 ―― 道義を追求する人生それ自体の幸せ ――」
尾髙 秀之(研究員)
「モラロジーの現代化と共益から公益への転換の試み ―― 伝統と未来の融合 ――」
◎講演
所 功(研究主幹・教授、京都産業大学名誉教授)
演題:「今上陛下ご修徳に学ぶ」