平成30年11月11日(日)、麗澤大学生涯教育プラザホールにおいて、「第2回教職教養講座――明日の授業のためのワンポイント講座」を開催。山口権治氏(日本ピア・サポート学会理事)を講師に迎え、「児童・生徒指導の実際 ~ピア・サポートに学ぶ~」を行いました。
まず隣人同士のレクリエーションで和やかな雰囲気をつくり、主題の「不登校・いじめの防止を目指した集団づくり」について講義。自身の教員時代の実践風景を紹介したテレビ放映から始まり、ピア・サポートについての解説や方法などについて説明しました。山口講師は、「ピア・サポートで人とつながる力を育てていくことが大切である」と強調するとともに、「学級経営では、教師と児童・生徒の関係、児童・生徒同士の関係が大切である」「社会性を育むうえで他者への関心を高め、温かい集団づくりを目指さなければいけない」と述べました。
後半のグループワークでは、3名ずつのグループをつくり、各々クレヨンで思うように色を塗って「私のハート」を表現させ、そのうえで、①説明タイム(30秒)、②質問タイム(1分)、③コメントタイム(1分)、④リコメントタイム(30秒)を通して思いを共有、最後に全員で発表し合いました。
講義を行った山口権治氏(日本ピア・サポート学会理事)
グループワークで活発な意見交換
(運営:道徳教育推進部)