平成31年1月6日(日)、廣池学園内体育館において新春恒例の「年賀の集い」を開催。全国より約1,250名が参集しました。
古より日本人の心の旋律を奏でてきた和楽器「箏〈そう〉」と気品あふれる響きから楽器の女王と称される「フルート」のアンサンブルで幕を開けました。
続いて廣池幹堂理事長が登壇し、年賀の挨拶を行いました。
「昨年に起きた自然災害や内外の情勢、身近なところを含めて、あらゆる分野で想定外のことが起きています。そうした中で今年の5月1日には皇太子殿下が即位され、新しい元号へと移行します。まさに時代の転換点、日本人としての覚悟が問われる年となるのではないでしょうか」と会場に問いかけた後、昨年末に麗澤瑞浪中高の太鼓部とともに訪れたキューバ(日本人キューバ移民120周年式典にて公演)や、飛躍的な発展を続ける中東・ドバイでのエピソードに触れ、「グローバル化が進む社会においてますます重要となる道徳教育が今年4月からようやく中学校においても教科化、私たちは学校教育と一体となって、それぞれの立場で道徳教育を進めてまいりましょう」と訴え、「当団体は日本の良心、魂でありたい」と、来場者とともに決意を新たにしました。
昼食を挟み、午後からは同会場で井出 元 講師(廣池千九郎記念館館長)による記念講話「日孜孜〈ひびにしし〉——廣池千英先生に継承された廣池千九郎博士の遺志」が行われました。
また廣池千九郎記念館では、生誕100年記念:孔子直系第77代裔孫「孔徳成の書」を特別展示。多くの見学者でにぎわいました。特別展示期間は、1月31日(木)までの予定です。
なお、1月9日(水)には、中日本生涯学習センター(岐阜県瑞浪市)においても、年賀の集いを開催しました。中日本センターのロビーでは抹茶のサービスや琴と尺八の演奏が行われ、参集した方々の心を和ませました。
新春の調べ:「箏〈そう〉」と「フルート」のアンサンブル
廣池幹堂理事長
1,250名が来場
好天に恵まれました
井出 元 講師による記念講話
新春特別展示「孔徳成の書」
廣池幹堂理事長による年頭の挨拶(中日本センター)
ロビーでは琴と尺八の演奏や抹茶のサービスも(中日本センター)