創立者・廣池千九郎「生誕記念の集い」を開催

約1,000名の方々が参加されました

 3月24日(日)、創立者・廣池千九郎「生誕記念の集い」(主催:九州ブロック協議会会長会)を、廣池千九郎中津記念館で開催しました。式典には、地元からの来賓のほか、モラロジー研究所維持員約1000名が参加しました。

 開会挨拶に立った北川治男・モラロジー研究所副理事長は、「創立者は、皇室は国民を慈愛の心で見守り祈ってくださっていることを明らかにし、そのお心に感謝し報いるためにモラロジーという学問を創設した」と紹介。そのうえで、「現代社会は様々な倫理的課題を抱えているが、皇室のお心を道徳的支柱としてしっかりと歩んでいきたい」と述べました。

 続いて、来賓の奥塚正典・中津市長が挨拶。創立者が地方史の先駆けとなる『中津歴史』を著したこと、中津出身の大学創設者3人のうちの1人であることなどを紹介、さらに、「情報が様々に飛び交う現代は、その真偽を見極める目を養うことが求められる。心の生涯学習を行うモラロジー研究所が果たすべき役割は大きい」と歓迎の意を表しました。

 その後の記念講演では「廣池千九郎博士に学ぶ日本国民の在り方」をテーマに、所功・モラロジー研究所教授が登壇しました。「皇室は国民にとってはまことの親。その親に対して報恩をしていくことは国民にとって一番大事なことである(※)、と創立者は言われ、それを熱心に説かれてきた」と紹介。しかしながら、「現在の学校教育では皇室の大切さが教えられていない」と所教授は指摘、「皆さんがそれを伝えていく努力をしてほしい」と述べました。最後に、「皇室の在り方を最高のお手本としながら、その理解を深め、報恩に努めていきたい」と結ばれました。

 式典に先立ち、地元の維持員有志による手作りの料理がふるまわれたほか、創立者ゆかりの事跡見学、大分県内三市で実施された「伝えよう! いのちのつながり」をテーマとしたエッセイ作品(小中学生対象)の展示、キッズコーナーも設けられ、明るく和やかな集いとなりました。

※参考
「国家伝統は国の親〈親は祖先をも含む。日本にては祖の字をもオヤと読む〉であるというのは、わが天祖が日本国民を子としてこれを愛し、最高道徳を御実現の上、人心を開発せられ、国民自然にこれに懐《なづ》かれました結果、一面は君主として仰《あお》がれ、一面は国民の親として慕《した》われ給《たま》い、ついに日本帝国の出現となったのでありますから、日本の皇室は国民に対して真の親であるのです。これが真の国家伝統であります」(『道徳科学の論文』第6冊、モラロジー研究所刊)

奥塚正典・中津市長による挨拶
所功・モラロジー研究所教授による記念講演「廣池千九郎博士に学ぶ日本国民の在り方」
手作りの料理を美味しくいただきました
佐賀県唐津名物「魚ロッケ」も振る舞われました
記念館を見学
当日は好天に恵まれました
エッセイの展示
創立者の生家と銅像の前で
キッズコーナーの「竹馬」に子供たちもニッコリ
キッズコーナー「輪投げ」も大好評