第55回教育者研究会の全日程終了および千葉県上総会場開催のご報告

約8,200名が参加(千葉県上総会場)

 平成30年6月20日、大阪府福島区会場を皮切りにスタートした第55回教育者研究会は、31年2月3日、千葉県上総会場の開催をもって、全日程を終了しました。本年度は全国86会場で開催し、約8,200名という多くの先生方のご参加をいただきました。
 来年度は「道徳教育研究会」と名称を改め、従来通り、教師自身の人間的成長の場として研究会を行っていくとともに、学校における課題や問題解決に資する情報の提供にも大いに努めてまいります。

■上総会場開催報告
 2月3日、君津市生涯学習交流センターにおいて、教育者研究会上総会場「道徳教育の新たな充実をめざして~育てよう子供の心 高めよう教師の心~」を開催。現役の教育者を中心に、参加者は100名を超えました。
 まず八木秀次・麗澤大学教授、教育再生実行会議有識者委員が「教育再生は何を目指しているか」をテーマに講演。政府が進める「教育再生」の意義や、これまで教育再生実行会議(平成25年設置)においてどのような提言がなされてきたかを紹介しました。
 その後、菅野雄太・君津市立三島小学校教諭が「私の教師人生」と題して発表。学校嫌いだった少年時代、教師になった理由、教育観<人生の土台となる子供時代を幸せに過ごしてほしい>などについて述べました。
 続いて、野口芳宏・植草学園大学名誉教授、モラロジー研究所教育者講師が「情報の受け方、伝え方」について講演。新聞の投書や記事を例に挙げながら、「現代社会ではいろいろな情報が飛び交っている。しかし、情報には書き手の感情が入るもの。大手メディアだからといって正しいとは限らない。受け手がしっかりとした見識、知識、鑑定眼を持って、子供たちに正しい情報を伝えていかなければならない」とまとめました。
 講演後は各グループに分かれて交流会を実施。最後に、その感想発表をもって研究会を終えました。

<参加者からの感想>
・政権がどのように考えているのかを聞き、いろいろと知らなかった点について反省させられた」
・情報を伝える、情報を読み解くというお話から、子供たちにフラットな情報を伝えるにはどうしたらいいのかと考えた。同時に自分の気持ちをしっかり伝えたいときと情報として伝えなければいけないときとをしっかり棲み分けして指導にあたっていく必要があると感じた。
・それぞれが意見を持ち寄って問題の共有ができ、たいへん素晴らしい機会となりました。
・交流会ではいろいろな先生方の実践話が聞けて、自分の中に取り入れていきたいと心を新たにしました。

講演:八木秀次・麗澤大学教授、教育再生実行会議有識者委員
体験発表:菅野雄太・君津市立三島小学校教諭
講演:野口芳宏・植草学園大学名誉教授、モラロジー研究所教育者講師
グループ懇談で交流