第45回モラロジー研究発表会(柏会場、大阪会場)を開催

平成30年1月27、28日の両日、廣池千九郎記念講堂(千葉県柏市)において第45回モラロジー研究発表会(柏会場)を開催。全国から122名が参加しました。
今回の共通テーマは、「廣池千九郎が問うたものⅡ」。廣池千九郎がモラロジーという学問を通じて世に問おうとしたことは何であったのか、そして現代を生きる私たちにとってそれがどのような意味を持っているのか、との問題意識に基づき、講演、研究発表、全体討論を行いました。

27日は廣池幹堂・モラロジー研究所理事長、犬飼孝夫・研究センター長の挨拶に続き、シンポジウム「皇室の歴史と廣池博士」が行われました。
まず、所功・研究センター研究主幹が「皇位継承史上の危機と課題」と題して講演。昨年、自身が参加した皇居勤労奉仕のエピソードを交えながら、「天皇ならびに皇室は、観念ではなく実態として捉える必要がある。現在、平成31年の譲位についてさまざまな意見が提示されているが、現実に即した議論の展開が望まれる」と述べました。続いて研究センターの研究員2名とモラロジー専攻塾の塾生1名が発表を行いました。その後のパネルディスカッションでは、所氏と発表者3名が会場より寄せられた質問に対し回答を行いました。

2日目の28日は、「廣池千九郎の精神世界の研究――病の意味を読み解く」をテーマとして3名がグループ研究発表を行い、続いて4名の発表者がそれぞれの専門の立場から日頃の研究成果を発表しました。
その後の全体討論では会場も交えて熱い議論が交わされました。

また、2月18日(日)には、モラロジー研究所大阪出張所(大阪市住之江区)においても研究発表会(大阪会場)を開催し、101名が参加。「<対話>で繋がる自己と伝統」をテーマとしたグループ研究発表や、水野治太郎・麗澤大学名誉教授による講演「廣池千九郎が問うたものー自己実現と自己超越の関わり」などを行いました。

柏会場 1月27日(土)
シンポジウム「皇室の歴史と廣池博士」
【講演】:
「皇位継承史上の危機と課題」
所 功(研究主幹・教授、京都産業大学名誉教授、麗澤大学客員教授)

【報告・パネルディスカッション】
①橋本 富太郎(主任研究員、麗澤大学助教)
②久禮 旦雄(研究員)
③後藤 真生(モラロジー専攻塾第26期生)

柏会場 1月28日(日)
グループ研究発表「廣池千九郎の精神世界の研究――病の意味を読み解く」
①足立 智孝(客員研究員、亀田医療大学看護学部教授)
②竹内 啓二(教授、麗澤大学教授)
③水野 治太郎(NPO法とうかつ「生と死を考える会」理事長、麗澤大学名誉教授)
※コーディネーター
川久保 剛(研究センター主任研究員、麗澤大学准教授)

個人研究発表
①大野 正英(教授、麗澤大学教授)
②横田 理宇(客員研究員)
③諏訪内 敬司(客員教授)
④立木 教夫(客員教授、麗澤大学特任教授)

大阪会場 2月18日(日)
グループ研究発表「<対話>でつながる自己と伝統」
①金 聖哲(客員研究員)
②竹中 信介(研究助手)
③木下 城康(研究員)

個人研究発表
①冬月 律(研究員)
②犬飼 孝夫(研究センター長、教授)

グループ研究発表「最高道徳の精神を支えるもの」
①宮下 和大(主任研究員、麗澤大学准教授)
②宗 中正(教授)

犬飼孝夫・研究センター長による開会挨拶
講演する所功教授
パネルディスカッション
グループ研究発表
大阪会場(2/18)の様子