教職教養講座(全3回)を開催

児童・生徒を教える教員は、日本の歴史や世界における日本の立場について情報を把握することが大切です。モラロジー研究所・麗澤大学は、それぞれが持つ人材を活用し、真実に基づく知見を教養という形で広く訴えようと、新たな試みとして「教職教養講座」全三回を開催しました。

  • 10月15日(日)

テーマ:「皇室から学ぶ日本の心」
講 師:橋本富太郎(麗澤大学外国語学部助教・道徳科学研究センター主任研究員)

伊藤博文の「我国に在て機軸とすべきは独り皇室あるのみ」という言葉を紹介し、学校教育における天皇・皇室について学習指導要領をもとに解説。さらに、皇室の伝統精神について、今上陛下、皇后陛下の言葉を紹介しつつ、花園上皇、光格天皇、孝明天皇の考えにも言及して、皇室につながる神事第一、慈悲寛大自己反省、伝統継承、万世一系について解説しました。

橋本富太郎講師(10月15日)
  • 11月26日(日)

テーマ:「台湾の人々から見た日本のよさ――なぜ親日なのか」
講 師:邱瑋琪(麗澤大学外国語学部助教・モラロジー研究所国際部国際課長)

第二次世界大戦終戦を境として、大戦前の日本の台湾における処遇と、戦後、蒋介石が台湾に渡ってきてからの過酷な処遇について紹介。
紹介するに当たって、邱氏自身の個人的体験や戦前から台湾に住む人々の映像を活用。インフラや産業、教育など多くの遺産を残して去って行った日本への感謝の気持ちが、東日本大震災の莫大な支援につながったことなどを解説しました。

邱瑋琪講師(11月26日)
  • 12月3日(日)

テーマ:「日本のよさを探ってみよう」
講 師:野口芳宏(植草学園大学名誉教授・モラロジー研究所教育者講師)

東日本大震災における被災者の他者を労わり合う姿から、略奪や混乱など世界の常識とは程遠い日本人の行動に世界が驚いたことを紹介。日本人の道徳的な行動は、昔からの教育の成果であると考察しました。
明治以降の学校における教科としての「修身」について解説し、その根源となる「教育勅語」を取り上げました。「教育勅語」については、勅語の意味から逐次解説し、十二の徳の大切さを訴えました。

野口芳宏講師(12月3日)

受講者の感想
「論ずることはタブーであると感じていた皇室が学習指導要領とつながっていたことを学びました」
「まったく知らなかった台湾について新たな見方を学び、知ることは大事なことだと思いました」
「教育勅語の内容を初めて学び、貴重な体験となりました」

(運営:道徳教育推進部)