第29回 関西学生モラロジー研究会を開催

10月7日(土)~9日(月・祝)、竹林院群芳園(奈良県吉野山)において、第29回関西学生モラロジー研究会(通称:関西学研)を開催しました。関西地方を中心に遠くは鹿児島県や福岡県からの参加もあり、合計66名が集いました。今回のテーマは「きづいてきずく~ひと息ついたら踏み出そう~」です。

初日、李久惟(ジョー・リー〈拓殖大学客員教授〉)氏による講義では、「外国人・世界から見た日本」と題して、日本人は日本にいるから気づかないが、どれだけ安全・安心な国で、世界からも憧れの国であるかについて、さまざまなエピソードを軸に話されました。学生たちは、今の自分に何ができるか、視野を広くもつことの大切さを考えるきっかけとなりました。
その後、3日間をともに過ごす仲間とのレクレーションでは、参加者が二重の輪になり、目の前の人と1組1分ずつ自己紹介。ひと周りする頃には、緊張がほぐれていました。

2日目は初日に引き続き、李講師による特別講義が行われ、テーマは“感謝と報恩”でした。2016年の台南大地震と2017年の熊本震災のときの日本と台湾の間における“恩と恩のキャッチボール”は、感謝と報恩が詰まっていること。また感謝の思いは、時を超え今の時代に生きる私たちは、多くの恩恵をいただいていること。そして真実の歴史がすべてを物語っていると熱く話されました。
午後からは秋晴れの中、金峯山蔵王堂(蔵王堂)までのウォークラリー。世界遺産となって今年で十年目となる金峯山寺本堂まで、チームで協力しながら問題を解きつつ、歴史に触れる時間となりました。

最終日は、山本和美講師(ホテル・飲食業界の専門家)による講義。ご自身のホテル業や人事業務などの経験を通して、学生たちへ熱いアドバイスをしてくださいました。「いくつになっても学ぶことが大切です。自分自身を磨き続けていきましょう、特に心を磨くことがとても大切です!」との呼びかけに、大学生たちは大いに共感を得たようでした。その後、最後の分科会では、それぞれの“一歩”を語り合い誓い合いました。
本セミナーは多くのOB・OGの支えがあり運営をされています。大学生の運営スタッフは、運営側に立つ苦労や喜びを肌で感じ、多くの気づきを得る機会となりました。将来の第一歩を踏み出す勇気を持つことにつながった3日間となりました。

 

1日目 レクリエーション。笑顔で自己紹介
2日目 金峯山蔵王堂
3日目 山本和美講師
3日目 講義風景