平成29年 伝統の日「感謝の集い」を開催

 モラロジー研究所は学校法人廣池学園と共催で、毎年6月の第1日曜日に伝統の日「感謝の集い」を開催しています。 創立者・廣池千九郎(法学博士)によるモラロジー(道徳科学)創建の目的を再確認すると共に、先人の恩恵に感謝し、その恩恵に報いることを学ぶ場で、本年も6月4日(日)、当法人の理念・目的に賛同する全国のモラロジー研究所の維持員や海外のモラロジー団体の関係者など約10,000名がモラロジー研究所(千葉県柏市)に集いました。

◆世代と世界をつなぐことこそ、モラロジーの使命

 式典は、午前11時より開会。国歌斉唱、黙想に続き、報告映像「生誕150年記念事業の報告~創立100年に向けて」を放映しました。

 廣池幹堂理事長は挨拶で、創立者・廣池千九郎が生涯において追求してきた「普遍的な道徳」は、「人間としての、よりよく生きる道」にほかならず、今日という日をモラロジーという学問の原点に思いを致し、一人ひとりがなすべきことについて考える機会にしてほしいと、参加者に語り掛けました。

 内外の情勢に触れながら、日本に突きつけられた課題をいかにして乗り越えていくか、またその原因はどこにあるのかについて述べ、モラロジーを学ぶ者の使命として、「伝統尊重」の精神を次の世代に伝え、「人づくりによる家づくり」に励んでいくよう、訴えました。

◆光格天皇の譲位と今上陛下の「高齢譲位」

 午後には、第1体育館を主会場に、所功・モラロジー研究所教授が「天皇ご譲位の来歴と意義―光格天皇と今上陛下を中心に―」と題して講演会を行いました。平成28年8月8日の象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことばに触れながら、歴代の天皇は、その地位と役割を末永く継承するため、自主的なご譲位も多く行われてきたこと、200年前(1817年)に実践された光格天皇と2年後に高齢譲位される今上陛下を中心に、小泉信三の「御進講覚書」と廣池千九郎の遺墨「積善の家を造るの家には、必ず大いなる慶びあり」を例に出して解説していきました。

伝統の日「感謝の集い」、廣池幹堂理事長 挨拶

会場は満員に

交声曲「稀人」の演奏と合唱

学びの集い(講演会)

所 功・モラロジー研究所教授(講演会)

光格天皇に関する新資料を展示

光格天皇に関する新資料を解説

精神伝統に学ぶ会・講話(橋本富太郎・廣池千九郎研究室主任研究員)

音楽会

アトラクション(麗澤大学ダンス部)

教育活動パネル展示

麗澤海外開発協会による東南アジアの民芸品等の販売

麗澤中学・高等学校の生徒による琴の演奏とお茶会

第24回 芸術展

中央広場

物産展

記念撮影

キャンパスの様子